【上げ馬の酒造り】
「地酒 上げ馬」は、米は地元三重県産の山田錦・神の穂・三重の夢などを使用し、仕込水は裏山を流れる養老山系の自然水が湧き出る自家井戸水を使用して、無添加の純米酒のみを醸造しています。
創業嘉永参年より代々受け継がれてきた伝統の製法で、少量ずつ手造りでお酒にしています。
【商品説明】 三重県産の山田錦を60%まで磨いて、養老名水で仕込み、無添加でそのままお酒にしました。 ほんのり華やかな吟香、ほのかな蜜のような香りが混じります。口当たりは、すっきりなめらかで、程よい米の旨みがゆっくり舌の上に広がり、キレイな酸味が後味を引き締めます。 冷やから上燗まで、幅広い温度帯で楽しめる純米吟醸です。 |
【商品詳細】 ■容量:1800ml ■アルコール分:15% ■原材料:米・米麹 ■原料米:山田錦 ■精米歩合:60% ■日本酒度:+5 ■酸度:1.8 ■アミノ酸:1.2 |
【養老山系の井戸水・・・】 養老の滝で知られる岐阜県養老町は日本百名水の地として有名です。蔵のある三重県多度町は同じ養老山系の山をはさんで裏側に位置し、蔵に昔からある古井戸は、程よくミネラルが含まれた天然水を昔から出し続けています。 |
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【地元の米を使う・・・】 上げ馬[純米吟醸] 山田錦60には、伊賀上野産山田錦を使います。山田錦というと兵庫県産が有名ですが、山田錦は短棹渡船を父に、山田穂を母として改良し作られた品種です。母にあたる山田穂は、宇治山田(伊勢市)で栽培されていた品種であるという説があり、三重にもなじみのあるお米です。山田錦は、兵庫県が8割ほどを占め、圧倒的な生産量を誇っていますが、福岡県・徳島県・茨城県などに次いで、三重県も安定した数量の山田錦を伊賀地方を中心に生産しています。伊賀上野は周囲を山々に囲まれた盆地で、内陸性気候に属し底冷えが厳しく、昼夜の温度差が大きいため、山田錦を作るのに最も適した地域です。なおかつ、忍者の里として知られるほど、周りから隔たった土地であるため、澄んだ空気・清らかな水に恵まれ、本場の兵庫を上回るといっても過言ではないほど、米作りには最良の環境が整っています。 |
伊賀上野産山田錦の特徴 同じ山田錦でも産地が違えば、心白(米の中心の白い部分)の発現率や大きさ・米の色などの米の外観も異なります。 最高品質とされている兵庫県産は、心白の発現率が高く、その大きさも最も大きいのが特徴です。このため、全国新酒鑑評会で金賞をとるため、全国の蔵元が兵庫県産(なかでも特A地域)の山田錦を購入しています。 弊社では、鑑評会などのコンテストより、市販酒品質を最重視して酒造りを行っていますので、兵庫県産の山田錦を購入する必要がありません。 なおかつ、香り・味ともに風味の強くなる傾向にある兵庫県産山田錦より、穏やかで控えめな酒質に仕上がりやすい伊賀上野産山田錦のほうが、飲み飽きしない食中酒を目指す当社の目標にかなう原料米であると言えます。 三重の米と水だけで造った「上げ馬」の純米酒をぜひ一度お試しください。 |