創業嘉永参年(1850年)。「上げ馬」醸造元~細川酒造は、三重県の北部、養老山系の多度山のふもとに位置し、清酒とビールをつくっています。
従業員・パートを含めても総勢5人の造り酒屋です。
「地酒 上げ馬」は、地元三重県産の山田錦・神の穂・三重の夢などの酒米と養老山系の自家井戸水だけを使用した無添加の純米酒で、当蔵ではつくるお酒は、全量純米酒です。
「三重路・上馬ビール」は、有機無農薬麦芽と「有機ホップを100%使用し、養老名水で仕込んだオーガニック原料のクラフトビールです。
小さな醸造所ですが、よいものをつくるため、スタッフ一同、精一杯日々精進しています。
当蔵には、営業の専属社員はいません。
地酒・地ビールの製造はもちろん、瓶詰め・ラベル貼り・配達などの仕事も全て社員総出で行っています。
より良い「米」や「麦芽」などの原材料を確保することを優先し、営業マンは「酒」自身、そういった考えで、少しでも良質なお酒を造ることだけに専念しています。
当蔵は、ビール・日本酒とも各種コンテストへの出品は積極的とは言えません。
一口口に含んだだけで品質の全てがわかってしまうほど、酒は単純な飲み物ではありません。酒の本質を最も理解できるのは、繰り返し飲んでいただいている愛飲家の方であると思っています。
ご愛顧いただいている定番商品の質の向上こそが第一と考え、原材料・製法ともに、どのクラスのお酒でも全て無添加で手造りし、手を抜くことは一切ありません。
多度大社で毎年行われる「上げ馬神事」。その始まりは、南北朝時代の暦応年間(1338~1342年)にまで遡ることができる長い歴史のある神事です。
山深い多度大社の参道横の急な坂路を人馬一体で駆け上がり、3mあまりの断崖を一気によじ登る勇壮な祭りで、崖を越えた馬の数でその年の豊凶を占います。
宵祭り(5/4)本祭り(5/5)
弊社の代表銘柄である「上げ馬」は、この祭りに由来しています。
上馬ビールは、有機栽培の麦芽とホップをドイツから輸入しています。
ベルリン工科大学中央研究所出身ブラウマイスターのクリスチャン・シャル氏直伝の製法で、日本の酒造りのプロが手間と時間をかけた小仕込みによるビール造りを行っています。原材料のほかにも、仕込釜・濾過槽・ワールプール・ケグ詰機にいたるまで全てドイツ製の醸造設備で統一しています。 ドイツの伝統的ビール製法に日本人らしい細やかなものづくり感性を加えつつ、本場ドイツを越えるビールを目指し、日々、ビール造りに取り組んでいます。
材料やつくり方にこだわっても、最後に味を決めるのは自然な熟成です。
伝統的なラガービールのスタイルに忠実に、室温0℃の冷蔵庫で60日間かけて熟成させてつくる「上馬ビール」。(写真はビール樽と貯酒タンク)
日本酒本来の「寒づくり」を忠実に守り、冬季に醸した原酒を半年以上じっくり秋まで熟成させて、ようやく蔵出しする「地酒 上げ馬」。
ただ待つだけ、ですが、時間をかけないと本当に良いものは出来ません。
当蔵は江戸後期(嘉永参年)から現在に至るまで、コツコツと地酒を醸し続けてまいりました。
鑑評会などのコンテストに出品することもなく、ラジオやテレビ、マスコミを使ったCMなどを行ったこともありませんので、地元である多度町を除いては、三重県内でもあまり知られてはいません。
伝統製法をあくまで基本とし、昔からある酒造りの道具も大切に使い、より良質な原材料を確保することに努め、余分な混ぜ物は一切使用せず、無添加・手造りでの酒造りに専念しています。
| 会社名 | 細川酒造株式会社 |
|---|---|
| 代表 | 細川 富生 |
| 創業 | 江戸後期(1850年/嘉永3年) |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 所在地 | 三重県桑名市多度町古野1474 |
| TEL | 0594-48-4390 |
| FAX | 0594-48-5948 |
| 営業時間 | 8:30~17:00 |
| 定休日 | 土曜、日曜、祝日 |
| 事業内容 | 酒類製造・販売 |
